インドに行く前に Archives - ヨガビニ リシケシ

広いインドはいろんな色 

いろんな色を持つ広い広いインドという国 インドは広く、その場所その場所で違った雰囲気、空気、文化、人柄があります。訪れる先々どこもそこの色がしっかりあり、長く続いてきた歴史のような、大切にしているものが見える、そんな人々の生活感を感じることができます。変わらないのはどこに行っても生き生きしている。 いろんな色を持つ広い広いインドという国、そんな色彩豊かな部分も魅力の一つではないかなと思っています。 北は活気があり、何かに向かっている感じ。 南はだら~っと。良い意味では北に比べて、落ち着いている。ゆっくりしている感じ。 北インドと南インドの食の違い 北はこってりカレーに全粒粉で作ったチャパチティー ターリーと言って、ダル、サブジ、チャパティー、ライス、ヨーグルト、とワンプレートになったインド料理の定食が定番。 南はさらさらとしたカレーにライス。 ·ドーサ 発酵させた生地を薄く焼いて大きくくるっと丸めたもの。チャツネやサンバールと食べることが多いです。 ·ビリヤニ ライスにスパイス、野菜などの米料理。 南では、北に比べると、チキンや魚も食べられている所が多く、カレーやビリヤニに魚や、チキン、マトンなどの料理も頻繁に見かける。 気候の違い Wikipediaより 北インド 5月がもっとも気温が高くなり45℃を超すこともあり、3月下旬~9月下旬まではひたすら暑く特に4月~6月は酷暑となる。7月~9月は雨季だが、1時間程度の激しい雨が降る程度で湿度は高く蒸し暑い。一方、同じ5月にヒマラヤ周辺の峠では積雪のために自動車が通行できないこともある。北インド平野でも冬季、特に12月中旬~1月下旬にはショールが必要なほど冷え込む。北インド平野の西部にあたるラジャスターン州エリアは、典型的な砂漠気候で高温となり特に3月下旬~9月下旬までは、降雨も少なく、厳しい乾燥地帯で4月中旬~6月頃は特に酷暑となる。12月中旬~1月下旬の約1ヶ月強は、朝晩には防寒対策が必要なほど冷え込み昼間と夜間の気温差が大きい。 南インド 南インドは一年中暑いが、夏季の気温は北インドの方が砂漠気候であるために大幅に上回る。年間を通しての気温差は少なく、低くて20℃超、普段は30~35℃程度。6月~9月の雨季の4ヶ月間は激しい豪雨に見舞われ、毎年のように洪水が発生しムンバイのような大都市の都市機能が麻痺することもある。南インドでもバンガロールは標高が800mある高原であるため年間を通し過ごしやすいため、外国企業が集まるIT都市として発展したほどである。 東海岸とコルカタ コルカタや東海岸は夏季の気温は高く東海岸では湿度も高い。6月~9月の雨季は、気温が40度近くなり、湿度90%を超えることもある。12月と1月の冬は北インド平野ほどではないが冷え込みがある。 ケラーラ州 年間を通し気温の変動が少なく常夏ともいえるが、5月下旬~9月の雨季の降雨量は多い。 ヒマラヤ地方 冬場は気温は低く奥地では道路が凍結で通行止めになることがある。シムラーやダージリンは他地方が酷暑の時期に避暑地となる。ダージリンの雨季は6~9月で多雨。ヒマラヤも見えない日が多い。

インドに恋をした 初めてのインド滞在記

とてつもない強さと優しさを感じた国 インド 私がインドに興味を持ったのは小さいころ、ひとつの本を読んだのがきっかけでした。そのころはインドは貧困の国で苦しんでいる人の沢山いる国、だけどなぜかその中に人々のとてつもない強さと優しさを感じたのを覚えています。いつか行ってみたい。と小さいながらに強い気持ちがあったのを覚えています。 それから何年かたち、自分自身にインドへ行く準備が整ったのか、インドへ呼ばれたのか、インド行きがやっと実現することになりました。ワクワクドキドキしながら、旅の準備を進めている中、少し不安も出てきました。 旅の本や、人から聞くこと、色んなニュースからの情報がインドのイメージを怖いものに感じさせることが多かったから。 不安を抱え、これでもか!とゆうくらいの準備をして、いざインドへ飛び込みました。 まず空港からタクシーで宿へ向かう。 宿へ着き、行きたかった場所へバスで向かう。 お金の両替をする。 「あれ?みんなが助けてくれる。」一人に質問をしたら周りにいるみんなで考えてくれる。電車の乗り方をホームまで着いてきて教えてくれる。バスは自分の降り場を過ぎても私の降り場まできて「ここよ!」と教えてくれる。乗り換えのバスに乗り込むと、「お腹空くからね!」とサモサと飴をくれたりと。さっき会ったばかりの見知らぬ私に前からずっと知ってる家族のように接してくれるんだ。 胸がぎゅーっと暖かい気持ちにさせてくれる 喜びとゆうか、嬉しさというか、なんだかすごくすごく胸がぎゅーっと暖かい気持ちになった。インドへ着き、ほんの数時間で私の中にあった不安が、すーっとほどけていきました。一度ポーチを落としてしまった時、一人のインド人が走って落としちゃダメだよと持ってきてくれた。 私は何を準備していたのだろうと、恥ずかしくなりました。全てに疑いの目を光らせるよりも、この国をもっと純粋に知りたくなった。小さい頃に目を輝かせながら感じていたインドをここから沢山目の当たりにしてゆくのでした。インドという国から学ぶことは多いです。 色んなことを気づくきっかけになると信じて 最初に学んだこと、というよりも改めて思い出したことは、私も困っている人がいたら、こんな風に接してあげるんだ、と。心に強く誓った。 もちろんどこの国にもあるように悪い事件もある、最低限気をつけることはあります。目を閉じたくなる光景もあります。 だけど、自分自身が色んなことを気づくきっかけになる。そんな風に思いました。何をどう感じるか、感じたことがそのままインドでは自分に起こってくる気がします。それをどれだけ受け入れられるか自分自身を観察してみるとインドの旅はもっともっと深い旅になるのではないかなと思っています。 インドの人たちは明るいです。強いです。子供も大人も動物もみんなみんな力強く生きている。 インドという国、皆さんはどう感じるでしょうか?ぜひシェアしたいです。 Yogavini Hiroko